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研究目的
長寿社会の健康と暮らしに関する調査の目的
日本では、世界に例をみないほど速く人口高齢化が進んでおります。特に東京都や神奈川県を含む首都圏では、今後20年で急激に高齢化が進むと予測されています。いまや人生80年、90年といわれるようになりましたが、長寿を実現する一方で、長生きできることを誰もがよろこび暮らせる社会の実現には、まだまだ多くの課題があります。課題解決には、まず、地域にお住いの高齢の方にご意見を広く聞き、生活の実態をよりよく把握することが必要です。
そこで、首都圏にお住まいの中高年の方々の生活や考えについてより詳しく教えていただくため、下記の調査地域に在住の70歳以上の方を対象に、「長寿社会の健康と暮らしに関する調査」を行っています。
この調査では、お住まいの地域の環境、身近な方々との交流や社会参加、地域社会に関する考え方、医療・福祉サービスの活用を中心にご意見をうかがい、それらの生活実態が、人々の生活満足感や心身の健康状態にどのような影響を及ぼしているかを明らかにすることを目指しています。この調査をもとに、中高年の方々の日々の生活を支えるまちづくりやサービスのあり方を、区や市、県、国にむけて具体的に提案していきたいと考えています。
皆様のご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。