第65回弱視教育研究全国大会(名古屋大会)連携企画 その1
ワークショップ「改正障害者差別解消法と合理的配慮」
−−入試や進学後に必要な変更・調整の求め方−−
公開日:2024年9月13日
更新日:2024年12月3日
第65回弱視教育研究全国大会(名古屋大会)の2025年1月25日(土)のプログラム終了後、同じ会場で恒例の「ワークショップ」を実施します。研究会に引き続き、ぜひ、ご参加くださるようお願いいたします。会場は弱視教育研究全国大会(名古屋大会)が実施される会議室(1002会議室)の隣の部屋です。
- テーマ:「改正障害者差別解消法と合理的配慮−−入試や進学後に必要な変更・調整の求め方−−」
- 趣旨
日本政府が国連の障害者権利条約に批准し、障害者差別解消法を施行して以降、視覚障害のある児童生徒を取り巻く環境は大きく変化しています。著作権法が改正され、読書バリアフリー法が施行されたことで、教科書以外の図書のバリアフリー化が推進されたり、障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法が施行されたことで、支援機器等の開発及び普及が促進されたりしています。2024年4月には、改正障害者差別解消法が施行され、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に向けた取り組みが加速されています。特に、民間事業者にも合理的配慮の提供が義務づけられたことで、公立の学校と同様、私立においても基礎的環境整備や合理的配慮の提供が推進されています。児童生徒の進路の一つである大学等においても、2024年3月に「障害のある学生の修学支援に関する検討会報告(第三次まとめ)」が公表され、高等教育機関における障害学生の受け入れ体制も変化しつつあります。
改正障害者差別解消法が施行され、合理的配慮が義務化されたことは、視覚障害のある児童生徒の自立活動のあり方に大きな影響を及ぼすと考えられます。そこで、本ワークショップでは、「改正障害者差別解消法と合理的配慮」をメインテーマに、卒業後を見据えた指導のあり方について議論を行いたいと思います。特に、入試や進学後に必要な変更・調整の求め方について、意見交換をしたいと思います。
なお、本ワークショップは、科学研究費助成事業・基盤研究(A)「プリント・ディスアビリティ児のための読書バリアフリー環境構築に関する実践的研究(22H00081)」より研究費の補助を受けて実施いたします。
- 期日:2025年1月25日(土) 16時30分〜18時
- 会場:愛知県産業労働センター(ウインクあいち)1003会議室(弱視教育研究全国大会のメイン会場の隣です)
- 住所 〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38
- TEL 052-571-6131
- FAX 052-571-6132
- アクセス JR名古屋駅桜通口から徒歩5分
- 実施者
- プログラム
- 趣旨説明[中野 泰志(慶應義塾大学)]
- 障害のある学生の修学支援に関する検討会報告(第三次まとめ)のポイント[柏倉 秀克(桜花学園大学)]
- 盲の児童生徒が学ぶ上で必要な合理的配慮や建設的対話[青柳 まゆみ(愛知教育大学)]
- 弱視の児童生徒が学ぶ上で必要な合理的配慮や建設的対話[中野 泰志(慶應義塾大学)]
- Q&Aセッション[林 尚美(横浜市立盲特別支援学校)]
- その他:参加費は無料です。日本弱視教育研究会の会員に限らず、どなたでも参加可能です。事前の参加登録は必要ありませんし、途中での入退出も自由ですので、お気軽にお越しください。
- お問い合わせ先:慶應義塾大学・中野泰志研究室
第65回弱視教育研究全国大会(名古屋大会)連携企画 その2
ランチョン情報交換会「視覚障害教育を語る!」
−−ランチを食べながら、各地域の実践を持ち寄ろう−−
- 期日:2025年1月25日(土) 11時50分〜13時00分(昼食・休憩時間中)
- 場所:愛知県産業労働センター(ウインクあいち)1003会議室(弱視教育研究全国大会のメイン会場の隣)
- プログラム(募集中:3〜4組程度) 日頃の実践等を5〜10分程度でご紹介ください。話題提供者の希望者は、メールでご連絡ください。
- 注意:昼食は各自お持ちください。なお、食事後のゴミは各自お持ち帰りくださるようお願いします!
- その他:参加費は無料です。日本弱視教育研究会の会員に限らず、どなたでも参加可能です。事前の参加登録は必要ありませんし、途中での入退出も自由ですので、お気軽にお越しください。
- 主催:慶應義塾大学・中野泰志研究室
第65回弱視教育研究全国大会(名古屋大会)連携企画 その3
読書バリアフリー展示会&PDF版拡大図書体験・相談会
- 期日:2025年1月25日(土) 9時30分〜18時
- 場所:愛知県産業労働センター(ウインクあいち)1003会議室(弱視教育研究全国大会のメイン会場の隣)
- 読書バリアフリー展示会(募集中) 視覚障害のある児童生徒の読書等の活動を支援する機器や書籍等の展示を行います。出展希望者は、メールでご連絡ください(出展料は無料です)。
- PDF版拡大図書体験・相談会(担当:武田愛美[慶應義塾大学・中野泰志研究室]):電子版の拡大教科書としての役割を果たしている「PDF版拡大図書」の体験・相談会を実施します。
- ロービジョンシミュレータ体験会(担当:武田愛美[慶應義塾大学・中野泰志研究室]):弱視(ロービジョン)の見え方・見えにくさを体験することが出来るシミュレーションアプリ「Low Vision Simulator」の体験会を実施します。他では体験できないApple Vision Pro版のLow Vision Simulatorの体験もご用意いたします。
- その他:参加費は無料です。日本弱視教育研究会の会員に限らず、どなたでも参加可能です。事前の参加登録は必要ありませんし、途中での入退出も自由ですので、お気軽にお越しください。
- 主催:慶應義塾大学・中野泰志研究室
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