第65回弱視教育研究全国大会(名古屋大会)連携企画

ワークショップ「改正障害者差別解消法と合理的配慮」

−−入試や進学後に必要な変更・調整の求め方−−


公開日:2024年9月13日

更新日:2024年11月21日


 第65回弱視教育研究全国大会(名古屋大会)の2025年1月25日(土)のプログラム終了後、同じ会場で恒例の「ワークショップ」を実施します。研究会に引き続き、ぜひ、ご参加くださるようお願いいたします。

  1. テーマ:「改正障害者差別解消法と合理的配慮−−入試や進学後に必要な変更・調整の求め方−−」

  2. 趣旨
  3.  日本政府が国連の障害者権利条約に批准し、障害者差別解消法を施行して以降、視覚障害のある児童生徒を取り巻く環境は大きく変化しています。著作権法が改正され、読書バリアフリー法が施行されたことで、教科書以外の図書のバリアフリー化が推進されたり、障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法が施行されたことで、支援機器等の開発及び普及が促進されたりしています。2024年4月には、改正障害者差別解消法が施行され、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に向けた取り組みが加速されています。特に、民間事業者にも合理的配慮の提供が義務づけられたことで、公立の学校と同様、私立においても基礎的環境整備や合理的配慮の提供が推進されています。児童生徒の進路の一つである大学等においても、2024年3月に「障害のある学生の修学支援に関する検討会報告(第三次まとめ)」が公表され、高等教育機関における障害学生の受け入れ体制も変化しつつあります。

     改正障害者差別解消法が施行され、合理的配慮が義務化されたことは、視覚障害のある児童生徒の自立活動のあり方に大きな影響を及ぼすと考えられます。そこで、本ワークショップでは、「改正障害者差別解消法と合理的配慮」をメインテーマに、卒業後を見据えた指導のあり方について議論を行いたいと思います。特に、入試や進学後に必要な変更・調整の求め方について、意見交換をしたいと思います。

     なお、本ワークショップは、科学研究費助成事業・基盤研究(A)「プリント・ディスアビリティ児のための読書バリアフリー環境構築に関する実践的研究(22H00081)」から

  4. 期日:2025年1月25日(土) 16時30分〜18時

  5. 会場:愛知県産業労働センター(ウインクあいち)


  6. 実施者
  7. プログラム


  8. 主催
  9.  本ワークショップは、JSPS科研費・基盤研究(A)「プリント・ディスアビリティ児のための読書バリアフリー環境構築に関する実践的研究」(研究代表者:中野泰志、課題番号:22H00081)より研究費の補助を受けて実施いたします。


  10. その他:参加費は無料です。日本弱視教育研究会の会員に限らず、どなたでも参加可能です。

  11. お問い合わせ先:慶應義塾大学・中野泰志研究室


日本弱視教育研究会のトップページへ戻る
中野泰志研究室のトップページへ戻る