文部科学省委託事業「特別支援学校(視覚障害等)高等部における教科書デジタルデータ活用に関する調査研究」

慶應義塾大学「PDF版拡大図書」

2022年度申請受付開始!
PDF版拡大図書とは? 中野 泰志(慶應義塾大学) nakanoy@z7.keio.jp 主として弱視の児童生徒向けのデジタル教材=PDF版拡大図書 https://psylab.hc.keio.ac.jp/DLP/ 教科書と全く同じ紙面のレイアウトの固定モードとフォントや配色等を自由に変更出来るリフローモードを自由に切り替えて使えるハイブリッド・デジタル教材 文字や図形等をピンチ操作で拡大・縮小する機能 ピンチで自由に拡大 配色を変更する機能 配色の変更 文字サイズを変更しても上下のスクロールだけで文章にアクセスできるリフロー表示機能 リフロー表示 拡大しても折り返して表示されるので上下のスクロールだけで読み進められる 文字や図形等をハイライトしながら音声で読み上げる機能 ハイライトしながら読み上げ ルビをオン/オフする機能 ルビ機能 フォント、行間隔、文字間隔、縦書き/横書き等の文書スタイルを変更する機能 文書スタイルの変更 メモやラインマーク等の書き込み機能 書き込み機能 キーボードや外部スイッチから操作できる代替入力機能 外付けのキーボード等からの操作 ブックマーク(付箋)機能 付箋(ブックマーク)機能 ページジャンプ機能 ページジャンプ機能 不正防止機能 不正防止機能 試験モードを設定すると、コピー等や他のアプリの利用制限が可能! 転送機能 転送 事例:児童生徒が書き込んだ練習問題を先生が採点して返却! 回答が終わったら、 AirDropやメール等を介して、先生のiPadへ転送! 先生は、採点をしてから、児童生徒のiPadにAirDropやメール等を介して、返送! 転送 共有

中野 泰志

(慶應義塾大学経済学部)

更新日:2022年3月16日


PDF版拡大図書とは?

 PDF版拡大図書は、弱視児童生徒の持ち運びやすさ、見やすさ、使いやすさ、セキュリティ等を考慮して作成されたタブレット端末(iPad)で利用できる拡大教科書です。視覚障害のある児童生徒であれば、在籍している学校等に限らず、誰でも申請できます。PDF版拡大図書には、以下のよう特徴があります。

  1. 持ち運びやすさ(可搬性)を追求
  2. 見やすさ(視認性)を追求
  3. 使いやすさ(操作性)を追求
  4. セキュリティを追求
PDF版拡大図書のリーフレット

 PDF版拡大図書は、教科書・教材閲覧用アプリ「UDブラウザ」で使用できます。「UDブラウザ」は、教科書だけでなく、先生方がワード等で作成した自作教材やスキャナで読み取ったPDFファイル等を使うことも可能です。


申請できる教科書

 文部科学省の教科書目録にある小学校、中学校、高等学校の教科書は、すべて利用できます。以下の目録に掲載している教科書であれば、盲学校・高等部・保健理療科や高等専門学校等からの申請も可能です。


申請できる対象者

 PDF版拡大図書を利用できる対象者は以下の通りです。


申請方法


留意点

 弱視等の生徒がiPadによりPDF版の拡大図書を授業で使用する場合、教科書の使用義務(学校教育法第34条等)を満たすために、検定教科書等(紙の拡大教科書等の教科用特定図書含む)の使用を前提として活用する必要があります。

 PDF版拡大図書は、視覚に障害のある児童生徒が利用できるデジタル版の拡大教科書です。著作権法施行令第2条第1項第2号の規定により視覚障害者等のための複製等が認められる者である慶應義塾大学中野泰志研究室が、文部科学省委託事業「特別支援学校(視覚障害等)高等部における教科書デジタルデータ活用に関する調査研究」等に基づいて提供しています。

 PDF版拡大図書と同様のデジタル教材に「音声教材」があります。音声教材は、発達障害等により、通常の検定教科書では一般的に使用される文字や図形等を認識することが困難な児童生徒に向けた教材です。現在、以下の種類が提供されています。

[注]令和4年度より、広島大学から発達障害等を対象にした「UD-Book」が提供されることになりましたが、「UDブラウザ」及び「PDF版拡大図書」は、これまで通り、慶應義塾大学から提供いたします。慶應義塾大学では拡大教科書の利用者のニーズを叶えるために、広島大学からは発達障害等の利用者のニーズを叶えるために、それぞれ引き続き開発・提供に邁進して参ります。ニーズに応じて、それぞれのサービスをご利用いただくようお願い申し上げます。


事務局・問い合わせ先

慶應義塾大学・日吉心理学教室・中野泰志研究室


<中野泰志のホームページへ戻る>


アクセスカウンタ(2020年4月26日〜)