スクリーンリーダーでZoomを使うための詳細マニュアル
スクリーンリーダーを使って、Zoomを操作するための方法について紹介します。
- A. 初期設定
- A-1.サインアップ
- 「サインアップは無料です」リンクでエンター
- メールアドレスを入力してサインアップでエンター
- メールが届くので、メール内の「アクティブなアカウント」でエンター
- 名前、苗字、パスワード、確認用パスワードを入力
- 続けるボタンでエンター
- 招待する場合、招待する人のアドレス入力(スキップ可)
- ReCAPTUREにスペースでチェックを入れる
- 招待または、スキップでエンター
- A-2.テスト方法
- 専用のURLが表示されるのでエンター
- アラート https://zoom.us がこのアプリケーションを開く許可を求めています。
- Zoom Meetings を開くでエンター
- 「どのようにオーディオ会議に参加しますか? ウインドウ」
- 「コンピューター オーディオのテスト ボタン」でエンター
- 「レコーディング ボタン」でスペース
- 「レコーディングの一時停止(Alt+P) ボタン」または
- 「レコーディングの停止(Alt+R) ボタン」に変わる
- 「ミーティングの終了 ボタン」でエンター
- 「ミーティングを終了するか退出しますか?, このミーティングを続行するには、[ミーティングを退出] をクリックする前にホストを割り当ててください。」 ウインドウが表示される
- 「ミーティングを退出」ボタンでエンター
- 保存フォルダーの選択になるので、デスクトップやドキュメントなどに保存
- 再生して問題が無ければセットアップ完了
- B.使い方
- ミーティングを開催する(発信側)
- 1.https://zoom.us/にアクセスします。
- 2.サインインリンクでエンター
- 3.メールアドレスとパスワードを入力してエンター
- 4.ミーティングを開催するでエンター
- 5.ビデオオフ、ビデオオン、画面共有のみから選びエンター
- 6.Chromium系(GoogleChrome、4月以降標準になる最新Edgeなど)では、Zoom Meetings を開きますか? ダイアログが表示され「アラート https://zoom.us がこのアプリケーションを開く許可を求めています。」と聞かれる「Zoom Meetings を開く」ボタンでエンターキーを押す。
Firefoxや旧Edge/IE系ではダウンロードのダイアログが表示されるので、ダウンロードされたプログラムを実行します。
※自動起動しない時は
「システムダイアログが表示されたら [Zoomミーティングを開く] をクリックしてください。
ブラウザが何も表示しない場合、 リンク ここをクリック し、ミーティングを起動するか リンク Zoomをダウンロードして実行します。」と表示されますので、ダウンロードし、ダウンロードフォルダーから実行します。
※ダウンロードから実行の場合ユーザーアカウント制御が表示されたら、はいでエンターキーを押します。
- 7.Zoom ウインドウが開きます。
Zoom 参加者 ID:何々 ミーティング ID: 何々
「どのようにオーディオ会議に参加しますか?」 と聞かれたら、
「コンピューターでオーディオに参加」ボタンを選び、エンターキーを押します。
「コンピューターのオーディオを使用中です」アラートと読まれます。
- 8.ミーティングの詳細 ウインドウが開きます。
「URL のコピー」ボタンを選びエンターキーを押します。
「招待 URL がクリップボードにコピーされました」アラートと読まれます。
- 9.メールやGoogleドキュメントやChatworkなどで招待URLを受信者に送り、開いて頂く事でZoomでの通話が可能になります。(受ける側の操作は後述の招待されたミーティングに参加するを参照)
- 10.終了する場合「ミーティングの終了」ボタンでエンターキーを押します。
- 招待されたミーティングに参加する
- 1.メールや各種クラウドサービス(GoogleドキュメントやChatworkなど)で招待URLが届いたらアクセスする。
- 2.Chromium系(GoogleChrome、4月以降標準になる最新Edgeなど)では、Zoom Meetings を開きますか? ダイアログが表示され「アラート https://zoom.us がこのアプリケーションを開く許可を求めています。」と聞かれる「Zoom Meetings を開く」ボタンでエンターキーを押す。
Firefoxや旧Edge/IE系ではダウンロードのダイアログが表示されるので、ダウンロードされたプログラムを実行します。
若しくは「このリンクは他のプログラムで開く必要があります。」と読まれたら、Zoomを選び、リンクを開くボタンでエンターを押します。
※自動起動しない時は
システムダイアログが表示されたら [Zoomミーティングを開く] をクリックしてください。
※ダウンロードから実行の場合ユーザーアカウント制御が表示されたら、はいでエンターキーを押します。
- 3.コンピューターでオーディオに参加でエンターを押します。
- 4. ミーティングの退出/終了はAlt+Q→エンターキー
- 通話から退出までの簡易的な流れ
- ホスト
- ビデオがオン/オフの新しいミーティングを開始を選択
- コンピューターでオーディオに参加を選択(エンターキー)
- ミーティング情報を選択し、ミーティングIDとパスワードを控える
- クライアント(アカウントなし)
- アプリを起動し、ミーティングに参加を選択
- ミーティングIDを入力しエンターキー
- パスワードを入力し、エンターキー
- コンピューターでオーディオに参加を選択(エンターキー)
- 共通
- ミーティングの退出/終了はAlt+Q→エンターキー
- 電話でのみ参加
- 国内番号をダイヤルします。市外局番に電話した場合、キャリア料金が適用されます番号はミーティングの招待状に記載されています。または、 https://zoom.us/zoomconference に国際通話用ダイヤルイン番号の完全なリストが記載されています。
日本
+81 3 4578 1488 (03-4578-1488)
+81 52 456 4439 (052-456-4439)
- ホストから提供された9桁または10桁のIDであるミーティングIDを入力して、#を押すよう促されます。
- 一意の参加者IDを入力するよう促されます。これは、コンピューターまたはモバイルデバイスで参加した場合、またはウェビナーのパネリストである場合にのみ適用されます。スキップする場合は、[#]を押します。
- コンピューターまたはモバイルデバイスで後から参加した場合、参加者IDを入力すると電話とデバイスのセッションを結合し、通話時に相手にビデオを表示することができます。ミーティングに参加してから参加者IDを入力するには、電話に #参加者ID# を入力します。
- 連絡先に追加して使用する方法
- 連絡先 追加側
- 1.Zoomを起動し、サインイン
- 2.連絡先とチャンネルドロップダウンボタンでエンター
- 3.下矢印で「連絡先の追加」でエンター
- 4.相手のメールアドレスを入力して送信
- 5.招待を次の宛先に送りました。OKボタンでエンター
- 追加リクエストを受ける側
- 1.Zoomを起動し、サインイン
- 2.チャット1件の未読でエンター
- 3.システム通知でエンター
- 4.リストを選び、上下矢印で辿ると
「あなたを連絡先に追加したいです」と言うメッセージが来ている
- 5.Tabキーで承諾ボタンを選び、エンター
- チャットの送受信
- チャットの送信
- 1.Zoomを開き、ログインし、チャットタブを開く
- 2.最近と読む部分からTabキー数回で最近届いた相手から順に表示される
- 3.相手を選びエンターでチャット内に入れる
- 4.日付を読む部分からは上下矢印キーで操作する
- 5.支援者にメッセージを送信 エディットでメッセージの作成が出来る
- 受信したチャットを読む
- 1.Zoomを起動し、サインイン
- 2.チャットでエンターを押す
- 3.リストまでタブキーで移動
- 4.上下矢印で辿り読みたいチャットを見付け、エンターを押す
- 5.Shift+Tabで「チャットメッセージリスト」まで移動し、上下矢印で読める
- 通話と遠隔サポート手順
- 準備と確認
- 1.Web版の設定画面を開き、設定の中のミーティングタブで、ミーティングにて(詳細)のリモートサポートがチェック状態になっている事を確認し、なっていなかったらチェック状態にします。(初回とサポートボタンが出ない場合のみの操作)
- 2.Ctrl+Homeで先頭に戻り、ミーティングを開催するから起動します。
- 次回以降の操作
- 支援者側の操作
- 1.Zoomを起動し、連絡先タブを選び、エンターキーを押します。
- 2.外部連絡先から相手を選びます。
- 3.詳細から「ビデオなしでミーティング」を選びエンター
- 4.相手が承諾すると通話が始まります。通常の通話はここまでの流れです。
- 5.サポートボタンでエンターを押します。
- 6.必要に応じて「デスクトップの制御を要求します」「アプリケーションの制御を要求します」を選び、エンターを押します。
- 7.相手が権限を与えると「誰々の画面を制御できます」と読まれます。
- 8.Alt+Shift+Rを押すと相手のコンピューターを制御できます。
音声を共有させるには、相手に詳細ドロップダウンボタンから「コンピューターのサウンドの共有」を選びエンターを押してもらうか、こちらCtrl+Shift+Altを押したあとShift+Tabを3回押し、エンターを押し、下矢印を7回押し、エンターを押します。
- 9.操作を終わるには、Alt+Shift+Gを押します。
- 受ける側
- 1.Zoomを起動し、サインインしておきます。
- 2.掛かって来ると、承諾か拒否の選択になるので、承諾でエンターキーを押します。
- 3.コンピューターのオーディオで参加でエンターを押します。
- 4.遠隔サポートを受ける場合、「あなたのデスクトップを制御する許可を求めています」と出るので、「権限を付与」でエンターを押します。
- 5.ユーザーアカウント制御の警告が出たら、Alt+Yを押すか「はい」ボタンを選びエンターを押します。
- 6.詳細ドロップダウンボタンから「コンピューターのサウンドの共有」を選びエンターを押します。
- 7.相手が操作します。
- Zoomのみでサポートを行う場合の問題点
- 相手の画面を制御出来る状態になっても、相手の音声が来ない為、相手に、「詳細ドロップダウンボタン」から「コンピューターのサウンドの共有」を選びエンターを押してもらう必要がある
- PC-Talkerでは詳細ドロップダウンボタンが無音、遠隔操作の次の無音部分でエンターと説明する事で対応可能
- パソコンからiPhoneは遠隔操作出来ない
- チャットを使う時に日付や未読部分を辿りたい時はSkypeデスクトップアプリやChatworkのように見出し要素で素早く辿れないデメリットがある
- Zoom利用時設定しておくと便利な機能に
- 設定内「接近性」カテゴリにある「会議のコントロールを常に表示します」もオプションにチェックを入れておくと、会議ウィンドウでAltキーを押すと表示/非表示されるツールバーが常に表示される。
- 設定内「一般」カテゴリにある「ミーティングの開始時に招待のURLを自動的にコピー」のオプションにチェックを入れておくと、ミーティング開始時にURLがコピーされ、招待がより円滑になる。
- 利用可能なキーボードショートカット
- F6: ポップアップしたパネルのフォーカスを移動
- Ctrl+Alt+Shift: Zoomにフォーカスを移動する
- ESC: 全画面表示を解除
- PageUP/PageDown: ギャラリービューのとき、次の25人を表示 / 前の25人を表示
- Alt: コントロールツールバー常時表示のON /OFF
- Alt+F1: スピーカービューに切り替える
- Alt+F2: ギャラリービューに切り替える
- Alt+V: ビデオのON / OFF
- Alt+A: ミュートのON / OFF
- Alt+M: 全員をミュート / ミュート解除(ただし、ホストを除く)ホストだけの機能
- Alt+S: 画面共有の開始 / 終了(ただし、コントロールツールバーにフォーカスされている時)
- Alt+Shift+S: 新しい画面共有の開始(ただし、コントロールツールバーにフォーカスされている時)
- Alt+T: 画面表有の一時停止 / 再開 (ただし、コントロールツールバーにフォーカスされている時)
- Alt+R: ローカルレコーディングを開始
- Alt+C: クラウドレコーディングを開始
- Alt+P: レコーディングの一時停止 / 再開
- Alt+N: カメラを切り替える
- Alt+F: 全画面表示のON / OFF
- Alt+H: チャットパネルを表示 / 非表示
- Alt+U: 参加者パネルを表示 / 非表示
- Alt+I: 招待ウィンドウを表示する
- Alt+Q: ミーティングを終了する
- ZOOMミーティング スケジュールミーティングについて(雑記)
- タブキーを8回押し、スケジュールを選択
- トピック名、開始日時、経過時間(所要時間)など設定
※パスワード、ビデオ参加をオフにする、ダイヤルインを日本のみにする、カレンダー連携をGoogleにする
- 「非表示中、詳細ミーティングオプションの選択」を選択
- 「待機室を有効化」「ホストより前に参加を有効にする」のオプションにチェックを入れる
※一度設定を行えば以降のスケジュールにも設定は引き継がれる
- スケジュールボタンを押し、スケジュールを作成する。
- ミーティングタブを表示し、ミーティングへの招待の情報をコピーを選択し、メール本文に内容を張り付ける
- Zoomでファイルのやり取りをする
- ミーティング中
- 送信側
- 1.ミーティングを開始または参加する
- 2.チャットパネルを開く
- 3.ファイルドロップダウンボタンでエンター
- 4.ファイルを開くダイアログになるので、送りたいファイルを選び、開くボタンでエンター
- 5.ファイルが正常に送信されましたと読まれれば送信完了
- 受け取り側
- 1.ミーティングを開始または参加する
- 2.誰々より、ファイルが送信されましたとガイダンスがあったら、チャットパネルを開く
- 3.誰々より全員にまたは誰々にとチャット内容を読む部分にファイル名が表示される
- 4.ダウンロードボタンでエンターを押す。
- 5.名前を付けて保存ダイアログが表示されるので、ドキュメントやUSBメモリなど、保存する場所を選択し、名前を入力して保存でエンターを押します。
- チャットタブからの操作
- 送信側
- 1.Zoomにサインインし、チャットタブを開き、連絡先からファイルを送りたい相手を選びエンターを押します。
- 2.Shift+Tabでスクリーンショット部分を選び、右矢印でファイルボタンを選びエンターを押します。
- 3.ファイルをアップロードダイアログが出るので、送りたいファイルを選び開くボタンを押します。
- 受信側
- 1.Zoomにサインインし、チャットタブを開きます。
※既に起動してサインイン済みの時はチャットが届くとアラートが鳴ります。
- 2.相手の名前の後に、何件の未読と読むチャットから目的の相手のチャットを開きます。
- 3.Shift+Tabでチャットメッセージリストに入り、ファイルのあるメッセージを選びます。
- 4.「詳細」ドロップダウンボタンでエンターを押します。
- 5.ダウンロードでエンターを押します。
- 6.名前を付けて保存ダイアログになるので、ドキュメントやピクチャ、USBメモリなどに保存します。
- Zoomでプレゼンテーションを使用する
- 1.Zoomミーティングを開始する
- 2.PowerPointを起動し、プレゼンテーションの表紙を表示します。
- 3.Zoomに戻り、画面共有でエンターを押します。
- 4.起動しているアプリの一覧が表示されるので、上下左右キーでPowerPointを選び、エンターを押します。
- 5.PowerPointの画面が共有状態になるので、実際にプレゼンテーションを開始します。
- 6.プレゼンテーションを終了するには、Alt+TabでZoomに戻り「共有の停止」でエンターを押します。
※例ではPowerPointを使用していますが、LibreOfficeプレゼンテーションやGoogleスライドでのプレゼンテーションも可能です。
協力 NVDAヘルプデスク
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