スクリーンリーダーユーザのGoogle Classroom体験記

 Google Classroomを利用した体験談を、スクリーンリーダー使用者の観点からまとめました。なお、今回の検証では、スクリーンリーダーには日本では利用者が一番多いとされるPC-Talkerを、WebブラウザにはInternet Explorer(IE)を使いました。JAWSNVDAに比べて、PC-TalkerとGoogleのウェブサービスの愛称があまりよくないので、「相性がよくない組み合わせ」で試したとお考えください。

 今回のトライアルでは、Google ハングアウト(Hangout)という画面共有も可能なビデオ会議システムを使い、1人の先生が、3人の学生に対して授業を展開するというシチュエーションでした。体験記の報告者である私は、その中の一人という設定でした。先生は、Google Classroomの中に用意した様々な教材を、ハングアウトで指示しながら、授業を進めるというスタイルで講義を展開しました。授業はリアルタイム、双方向型で、先生が授業をしている最中に学生が発言することもできるというゼミ形式の講義でした。

 授業の最中に、スクリーンリーダーユーザである私が戸惑っていると、先生が私のPCの画面を共有し、操作方法を指示しながら、説明を続けてくださいました。このような形式で、授業を受けて気づいたことを以下に記します。


文責:安田


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