「通常の学級で学ぶ視覚障害児のための合理的配慮に関する支援システムの構築」研究プロジェクトページ
本研究は,科学研究費助成事業 基盤研究(A) (独立行政法人日本学術振興会)の助成を受けて実施いたしました。
本研究は,2018年3月31日をもって終了いたしました。ご協力ありがとうございました。
研究目的
障害者差別解消法の施行に伴い,合理的配慮は急務の課題ですが,具体的な対策は明らかにされていません。特に,視覚障害児の教育においては,視覚情報の利用が困難なため,教科書や教材の配慮から移動の支援に至るまで,高い専門性が必要となります。また,視覚障害は稀少障害であることに加え,障害の程度が多様であり,視覚支援学校においても専門性を維持することが困難になりつつあるため,通常の学級では対応に苦慮することが予想されます。そこで,本研究では, ICT機器を効果的に活用し,1) 合意形成支援ポータルサイトを構築した上で事例収集を行い, 2) 配慮の提供を支援するツールを試作・評価し,3) 教員研修のためのカリキュラムとテキストを立案することで,視覚障害児のインクルーシブ教育の質と担当教員の資質の向上を目指しています。
広く,関係者のみなさまのご協力をお願い申し上げます。
研究プロジェクトメンバー
研究代表者 | 中野泰志 慶應義塾大学 | 研究総括,合意形成ポータルサイト構築責任者 |
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研究分担者 | 氏間和仁 広島大学 | 配慮促進支援ツール開発責任者 メール |
研究分担者 | 永井伸幸 宮城教育大学 | 研修カリキュラム開発責任者 |
研究分担者 | 田中良広 特別支援教育総合研究所 | 合理的配慮データベース・教材ポータルサイトの連携責任者 |
研究分担者 | 韓 星民 福岡教育大学 | 海外事例調査班リーダー,通常の学級に在籍する全盲児童調査リーダー |
研究分担者 | 山本利和 大阪教育大学 | 全国教員養成大学等との連携リーダー |
研究分担者 | 相羽大輔 愛知教育大学 | 質問紙調査作成・分析リーダー |
研究分担者 | 塚本(鈴木)麻央 つくば国際短期大学 | 質問紙調査作成・分析サブリーダー,教材作成協力支援サブリーダー |