英国の視覚障害者の早期介入・支援に学ぶ講演会(オンデマンド配信用HP)

主催:日本視覚障害者団体連合、慶應義塾大学中野泰志研究室


開催趣旨

 日本視覚障害者団体連合(日視連)は、2022年度から学識経験者、医療、福祉、教育の専門家のご協力を得ながら、視覚障害リンクワーカーを実現し、視覚障害者の早期相談支援体制の構築を目的として調査研究を進めています。
 視覚障害リンクワーカーは、病院を拠点として、早い段階から患者とその家族らに寄り添いながら支援を行うとともに、福祉・教育・就労等の社会資源(リソース)へ橋渡しを担う専門家です。
 この調査では、日本で先駆的に行なわれている視覚障害者への早期支援の実態と課題を把握するとともに、1990年代から英国で取り組まれているECLO(Eye Clinic Liaison Officer)について、現地調査を通じて、その役割と支援体制を学び視覚障害リンクワーカーの活動等に関する手引き(ガイドライン)を取りまとめました。
 2025年度は、これまでの調査結果を踏まえて、視覚障害リンクワーカーの養成研修について調査を行なっています。
 この度、英国の当事者団体のRNIB(Royal National Institute of Blind People)から、ECLOの専門家をお招きし、ECLOサービス設立の背景と成長してきた理由とともに、視覚障害者を支援するシステム等について、講演をいただき、日本ならではの相談支援体制を皆様と考えていきたいと思います。


講師


講演(オンデマンド配信)

 日本視覚障害者団体連合(日視連)では、慶應義塾大学経済学部中野泰志研究室と共催にて、日本の視覚障害者の早期介入・支援を考えることを目的として、英国の当事者団体RNIBからお二人をお招きし、英国における早期介入・支援に関して2025年8月18日(月)から22日(金)の間に以下の4回の講演会を開催しました。以下は、この講演会のオンデマンド配信動画です。

 動画を閲覧するためには、パスワードが必要です。閲覧を希望される方は、メールもしくはWEBフォームからお申し込みください(事前にお申し込みいただいた方には、別途、メールでご連絡差し上げます)。配信期間は、2025年10月1日(水)〜12月31日(水)までです。なお、配信する動画は、ご講演内容のみで、質疑応答と閉会挨拶等は省略させていただいていますので、ご了承ください。また、講演会4は体育館で収録しているため、音質があまり良くないことをお詫びいたします。



アンケート

 ご講演をご視聴後、差し支えなければ、今後の調査研究ために、以下のいずれかの方法でアンケートにご回答ください。本アンケートは、英国におけるECLO制度を参考に、日本において、失明の告知を受けた人が、前向きに新しい生活を送るための視覚リハビリテーションを含む福祉、特別支援教育、就労支援等に早期につながるための相談支援体制の在り方を明らかにするために実施している「失明の可能性の告知を受けた人の早期相談支援体制の構築に向けた調査研究」(研究代表者:竹下 義樹、申請研究者:中野泰志)の一貫として、慶應義塾研究倫理委員会の審査を受けて実施いたします(受理番号24-009)。なお、本アンケートでは回答をIDで管理し、公表の際にはとりまとめて統計的に処理します。結果は研究代表者が厳重に管理し、研究以外の目的に使うことはありません。


アクセスカウンタ(2025年10月1日〜)