慶應義塾創立150年記念事業未来先導基金2007年度プログラム「慶應バリアフリー・UDプロジェクト」

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特別支援教育の基本構想と実際

石塚 謙二 先生

文部科学省初等中等教育局特別支援教育課特別支援教育調査官(知的障害・情緒障害・発達障害教育担当)


講演の概要

 特別支援学校(盲・聾・養護学校)における障害の重度・重複化や小・中学校等におけるLD・ADHD・高機能自閉症等の顕在化などに代表される,今日的な障害のある子どもの教育状況の変化に応じ,個々の特別な教育的ニーズに応じることを重視し,特殊教育から特別支援教育へと転換が必要となっってきている。そうのような動向に即した文科省における調査協力者会議報告や実態調査などに基づき,その変遷の経過や基本的な考え方について概説する。また,それらを踏まえ,教育基本法や学校教育法などの法令等の改正状況,特別支援教育体制推進事業やモデル事業などの各種の施策・事業の展開状況,特別支援学校(盲・聾・養護学校)における指導や地域支援のための専門性向上に関する取組状況,主として小・中学校等における校内体制構築やコーディネーター指名などの取組状況について述べるとともに,後期中等教育における対応の必要性等の将来に向けた課題等についてもふれることとする。


講演者のご略歴



[主催]慶應義塾創立150年記念事業未来先導基金2007年度プログラム「バリアフリー・ユニバーサルデザイン支援の仕組み構築プロジェクト」

[共催]慶應義塾大学教職課程センター

[協力]慶應義塾大学日吉心理学教室

 本プロジェクトは、慶應義塾大学2007年度未来先導基金プログラムの一つで、未来先導的リーダーの育成の教育を目指すプログラムです。今後、企業セミナー、ワークショップを予定しております。本プロジェクトに関するお問い合わせは、日吉心理学教室・中野泰志(nakanoy@hc.cc.keio.ac.jp)までお願いいたします。


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