慶應義塾創立150年記念事業未来先導基金2007年度プログラム「慶應バリアフリー・UDプロジェクト」
三河のエジソン
失った自分の右手に合う自助具を自ら開発
不可能を可能にかえるモノづくりの達人 加藤 源重
−−勇気は出すもの!行動は焦らず一歩から・・・−−
56歳の時、修理中の機械に巻き込まれ、右手の5指を失った加藤氏。「もう一度、箸で食事がしたい!」と思い、「障害を負ったからといって人生が終わったわけじゃなし」と自助具を独自に開発。それが話題となり障害のある人の自助具を次々に開発。使える機能を最大限活かした職人技は、人呼んで「三河のエジソン」・・・・・。
多機能なハイテク製品が溢れている今、加藤氏が歩んだ道を通して、テクノロジーの本質、生き抜くことの本質を考え直してみませんか!
講演者紹介
- アンビリーバボーな達人として、たけしの番組でも取り上げられた人物。その名前を聞いたことのある人は多いはずだ。発明学会会長賞をはじめ、数々の輝かしい評価を受け、テレビなんかでもひっぱりだこ。NHK道徳の時間他、新聞や雑誌など、多くのメディアが取り上げている。もともと、モノづくりのプロ。しかし、56歳の時、その右手を失う。だが、彼はメゲなかった。自助具という新しい手を、なんと、自分の手で創りだしたのだ。以来、彼の魔法の手は、数々のすばらしいモノを生み出した。
- まさに人間の手による、血の通ったテクノロジー。彼に会える!ブラウン管やネットを通してじゃないホンモノの加藤源重に!彼の息づかいと声、そしてその手が創りだす、魔法の道具たちを見て欲しい。そしてモノづくりの神髄を感じて欲しい。
[主催]慶應義塾創立150年記念事業未来先導基金2007年度プログラム「バリアフリー・ユニバーサルデザイン支援の仕組み構築プロジェクト」
[協力]慶應義塾大学日吉心理学教室
本プロジェクトは、慶應義塾大学2007年度未来先導基金プログラムの一つで、未来先導的リーダーの育成の教育を目指すプログラムです。今後、企業セミナー、ワークショップを予定しております。本プロジェクトに関するお問い合わせは、日吉心理学教室・中野泰志(nakanoy@hc.cc.keio.ac.jp)までお願いいたします。